そして、たくさんの店がずらりと並んでいる。全部石造りの似たような建物なのは、前国王の代にすべて建て替えられ、町の景観を統一した結果だそうだ。
「お母様、あれはなあに」
「あれは、お肉を売っている店よ。魔物の肉も扱っているみたい」
店先に茶色の塊がぶら下がっていると思ったら、肉を商っている店だった。ぶら下がっているのは、魔物の肉らしい。
「あれね、辺境伯領で売っているお肉の十倍ぐらいのお値段なのよ!」
「十倍? 王都で一個買うお値段で、辺境伯領なら骨付き肉が十個買える?」
「ええ。魔物の肉って、ここまで運ぶのが大変なのよね」
王都の近辺にも魔物が出没しないわけではないのだが、食用になる魔物の数は少ないらしい。その分、魔物の肉は王都では高級食材扱いなのだ。
「お母様、あれはなあに」
「あれは、お肉を売っている店よ。魔物の肉も扱っているみたい」
店先に茶色の塊がぶら下がっていると思ったら、肉を商っている店だった。ぶら下がっているのは、魔物の肉らしい。
「あれね、辺境伯領で売っているお肉の十倍ぐらいのお値段なのよ!」
「十倍? 王都で一個買うお値段で、辺境伯領なら骨付き肉が十個買える?」
「ええ。魔物の肉って、ここまで運ぶのが大変なのよね」
王都の近辺にも魔物が出没しないわけではないのだが、食用になる魔物の数は少ないらしい。その分、魔物の肉は王都では高級食材扱いなのだ。


