辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~

「ロザリア様、エルとジェナだけだとちょっとしか作れないの。作ってくれる人、いる?」

 そんなに複雑なレシピではないから、何回か練習すれば皆おいしく作れるはずだ。そもそも、素材の味がとてもいいのだから。

「うーん、城下町で働きたい人を探せばいるんじゃないかしら?」

 ロザリアの目が、ロドリゴの方に向けられる。ロドリゴは大きくうなずいた。

「働きたい者を探すことはできるだろう。引退した者から探してもいい」
「なるほど」

 ロドリゴとロザリアが何を話しているのかわからない。首をかしげていたら、こちらに向き直って説明してくれた。

「年を取って騎士団から引退した者もいるからな。そういった者の中から適正者を探すというのもありだと思うんだ」