バタバタと音を立ててカーテンが翻る。家庭教師の先生が、エルレインのいる部屋に入ってきた。
「わがままは言わないでください。授業の時間です――きゃあっ!」
乱暴にエルレインの手を引っ張ろうとしたとたん、ベッドから舞い上がった枕が家庭教師の顔に叩きつけられた。
「ふざけないで! 授業の時間だと言っているでしょう! まったく、教師に枕を投げつけるなんて、なんて子――きゃああああっ!」
家庭教師はさらに盛大な悲鳴をあげた。
エルレインがいるのはベッドの上。なのに、床に落ちた枕が勝手に舞い上がり、家庭教師の頭をぼこぼこと殴り始めたのだ。
羽毛がたっぷり詰まった枕で殴られたところで痛くはないだろうけれど、誰も持っていないのに枕で殴られるのは妙な状況だ。
「きゃああっ、やめっ、やめなさいっ」
毛布にくるまったまま、指をくわえたエルレインはぼーっとその光景を眺めていた。
「わがままは言わないでください。授業の時間です――きゃあっ!」
乱暴にエルレインの手を引っ張ろうとしたとたん、ベッドから舞い上がった枕が家庭教師の顔に叩きつけられた。
「ふざけないで! 授業の時間だと言っているでしょう! まったく、教師に枕を投げつけるなんて、なんて子――きゃああああっ!」
家庭教師はさらに盛大な悲鳴をあげた。
エルレインがいるのはベッドの上。なのに、床に落ちた枕が勝手に舞い上がり、家庭教師の頭をぼこぼこと殴り始めたのだ。
羽毛がたっぷり詰まった枕で殴られたところで痛くはないだろうけれど、誰も持っていないのに枕で殴られるのは妙な状況だ。
「きゃああっ、やめっ、やめなさいっ」
毛布にくるまったまま、指をくわえたエルレインはぼーっとその光景を眺めていた。


