辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~

「できたー!」

 網の上で油を切ったら、大皿にドン! 野菜は一人一人割り当てるが、肉は好きなだけ食べろというのが騎士団のやり方である。保温されていたスープ、事前に作っておいた野菜サラダに、チーズ、ナッツ類などなどと一緒にテーブルに運ぶ。

 辺境伯家では、夕食だけは家族でとることになっているので、エルはそちらに合流させてもらう。

「美味そうだな!」

 テーブルにのせられた料理を見て、ロドリゴは笑みを浮かべた。

「ラースにぃに とハロにぃにのとったお肉!」
「近所のフェザードラン狩りつくすなよ」

 ロドリゴに頭をわしゃわしゃかき回され、ラースは笑う。大人びていると思ったけれど、やっぱり年相応かもうちょっと幼いイメージかも。

「お前らの目から見て問題は?」
「今日もエルのプリンはおいしい」
「それは問題じゃないだろうが」