生徒会は私を狙っていた!?

って、そんなことより秋登先輩に連絡しないとっ!

スマホを取り出してなれない手つきで文字を打つ

翔「あれ?結芽ってスマホ持ってたのか」

「昨日買ってもらったばっかりだよ〜!」

蒼「じゃあアドレス交換しとこっか!」
 
おお!友達欄の5っていう数字が増える予感…!

赤外線で連絡先を交換する
斗亜くんと皇碧くんも特に抵抗することなく交換してくれた

「えへへっ友達欄の数字が増えた!」

翔「逆に誰とつながってんだよ…?」

「え〜っとお母さんとお父さんと悠ちゃんと昂ちゃんと秋登先輩!」

蒼「は…?
秋登先輩か?それってこの学校にいる?」

「うん!多分その秋登先輩で合ってると思うよ!」

蒼「なんか結芽ってすごいな…」

「…?」

すごいって、何がだろう?
なにか凄いって思われるようなことしたっけ?

蒼「あ、じゃあここが女子寮だから
また明日ね」

翔「結芽、また明日な」

斗皇「バイバーイ!」

手を振ってくれる皆に返しながら秋登先輩から来た返信を確認する