生徒会は私を狙っていた!?

秋登先輩が褒めてくれるとほんの少し、自分に自身を持てるようになった気がした。

「秋登先輩!ちょっと褒め過ぎな気がしますけど嬉しかったです!ありがとうございました!」

笑顔でそう言うと秋登先輩は少し顔を赤くし

「こちらこそ、いい演奏が聞けてよかった」

とほんのり微笑んでいってくれた

秋登先輩って茶髪だしメガネを掛けているから真面目なクール系っていうイメージを持ってたけど、微笑んでる姿はどこかの国から来た紳士的な王子様のようだった

こんなのみたら普通の女の子は恋に落ちちゃいそう

それくらい秋登先輩はかっこよかった

秋「じゃあ理事長室に行くか。引き止めて悪かったな」

「いえ!私も久しぶりにピアノを弾けて楽しかったですし、私は案内してもらう側なので!」

「ふっ、案内してやるから着いてこい」

「ついて行かせていただきます!」

そこからは談笑しながら理事長室に向かった

秋「おっ!理事長室についたぞ」

「ここまで連れて来てくれてありがとうございました!」