その知らせが届いたのはお風呂に入って、寝る準備を完璧に終えた時だった。


 



ブーブーブー





「こんな遅くに誰だろう…?

相手は………非通知?」





迷った末電話に出ることにした。





「あの、もしもし…あなたは誰でしょう?」




「________________ブチッ」





長い沈黙のあと電話は無言のまま切られた。





「あの、もしもし?…だめだ、切られちゃった…」





相手は誰なのか。調べようと思えば調べられたものの、何やら嫌な予感がして、それに眠かったことも加わり相手が誰かのかは調べないことにした。






少女はきっと、このことを後悔するだろう。

そして、このことに感謝するだろう____