生徒会は私を狙っていた!?

「次は数学の授業だから気をつけてね。あの人…っていうのは数学の女教師。あいつは気の弱い生徒に絶対解けないような難しい問題を出して、解けなかったら馬鹿にしたあと雑用させるんだ。
ちなみに俺たちは一回もあたったことはないよ」

俺たち?あぁ、私の後ろの席の子達か。

「あたりまえだろ、つか話しかけんなよっ!」

「とゆーかお前、ダサすぎんだろ!」

うぐっ!確かにこの格好はダサいよね…

「まぁまぁ、落ち着けって。結芽、こいつらは結芽の後ろの席が宮園 斗碧(みやぞの とあ)で、俺の後ろの席の方は皇碧(のあ)だ。」

「ОK!お兄ちゃんが皇碧で、弟が斗碧ね!双子だよね、見た目はそっくり!」

ここからは誰が言ったのか分かりにくくなると思いますのでセリフの前に結芽以外は名前のはじめの一文字をつけます!byかおり❦

皇「は?何で俺が兄って分かったんだよ」

斗「それに、見た目『は』って?」

う〜ん、そんなに驚くことかな?