生徒会は私を狙っていた!?

「はぁ?お前誰って、その声結芽か!?」

「そうだよ!そこまで久しぶりじゃないのに…忘れちゃってたの?」

まさか忘れられてるとは…うぅ、悲しい

「いやな!見た目が変わりすぎてんだよ!これ声無かったらわかんないレベルだぞ?」

「そんなに変わるかなぁ〜?って、時間!急がないとだめなんじゃないの!?」
 
「あ、やべっ!あと5分しかねぇ。結芽をここまで連れてきてくれてありがとな藍沢。
お前ももうすぐホームルーム始まるから今日くらい教室に行けば?」

「あ、そうですね…では俺はここで
(結芽…本当に何者なんだ?)」

どうしたんだろう…秋登先輩足元が若干ふらついているような…?

「そうそう!結芽には生徒会専用寮に入ってもらうからな。」

ん?さらっと爆弾落とさないでよ!

「どういうことかなぁ〜?」

「えっとだな、その…この学園に編入するなんて不可能に近いから寮に空きがなくてな。
生徒会専用寮だけは空いていたから、そこに入ってもらおうかと思って」