「綺麗!」
「つけてやる」
大和がネックレスを手にして立ち上がり、千明の後方へと回り込んだ。
そのまま両手を首元に回してネックレスを付けてくれる。
こんなに近くに大和の体温を感じることなんてないから、千明の心臓はドキドキした。
「やっぱり、よく似合う」
席に戻った大和が満足そうに頷いている。
「あ……りがとうござます」
こういう風に異性からなにかをプレゼントしてもらった経験もほとんどない千明は、つい早口になってしまう。
「そろそろその敬語やめない?」
「え?」
突然の申し出に戸惑いの表情を浮かべる千明。
「だって俺たち付き合ってるんだし、敬語はちょっとなぁって思ってたんだ」
「で、でも。上司と部下ですし」
「恋人にはそんなの関係ないだろ?」
それはそうだろう。
だけどいきなり変更させるのはやっぱり難しい。
なによりも恥ずかしくて顔もろくに見れなくなってしまう。
「つけてやる」
大和がネックレスを手にして立ち上がり、千明の後方へと回り込んだ。
そのまま両手を首元に回してネックレスを付けてくれる。
こんなに近くに大和の体温を感じることなんてないから、千明の心臓はドキドキした。
「やっぱり、よく似合う」
席に戻った大和が満足そうに頷いている。
「あ……りがとうござます」
こういう風に異性からなにかをプレゼントしてもらった経験もほとんどない千明は、つい早口になってしまう。
「そろそろその敬語やめない?」
「え?」
突然の申し出に戸惑いの表情を浮かべる千明。
「だって俺たち付き合ってるんだし、敬語はちょっとなぁって思ってたんだ」
「で、でも。上司と部下ですし」
「恋人にはそんなの関係ないだろ?」
それはそうだろう。
だけどいきなり変更させるのはやっぱり難しい。
なによりも恥ずかしくて顔もろくに見れなくなってしまう。



