双子漫画家からの溺愛注意報!?

あまりよくない雰囲気を3人に感じながら質問すると、ずっと私の腕を掴んでいたポニーテル先輩に突然付き飛ばされてしまった。

体のバランスを崩した私はそのまま床に両手をつく。

ホコリの積もった床には私の手形がクッキリとついた。

次いで舞い上がったホコリを吸い込まないそうに懸命に呼吸を止める。




「調子のってんじゃねぇよ!」




怒鳴ってきたのは後ろにいたショートカットの先輩だ。

先輩は目を吊り上げて私を睨みつけてくる。

でも、3年生に怒られないといけないことをした記憶はない。