双子漫画家からの溺愛注意報!?

「それから人気爆発でもう大変」




そう言ったのはソファにふんぞり返っている俊介くんだ。

さっきから無表情の割にちゃんと自慢話として捉えていたようだ。

それにしても驚いた。

このふたりが憧れの漫画家だったこともだけれど、あの繊細な絵をこのガサツな俊介くんが描いていることも驚きだった。

逆だったらもっとしっくりきたのにな。




「お前、なんか失礼なこと考えてるだろ」