双子漫画家からの溺愛注意報!?

洋介くんの言葉に私は嬉しくなる。

それってきっと、ママの仕事を褒めてくれてるんだよね。




「お前、ちゃんと原稿を届けられるのか?」




横から水を差してきたのは俊介くんだ。

私はムッとして俊介くんを睨みつける。

いくら私でも、大切な原稿をどこかに忘れたりなくしたりなんてしない。

原稿を受け取ったらまっすぐに出版社へ向かう予定になってるんだから。