双子漫画家からの溺愛注意報!?

「あ、あの、私……」




とにかく伊集院薔薇先生の原稿を受け取らないといけない。




「なんでお前がいるんだ?」




私の言葉を遮るように言ったのは俊介くんだ。

俊介くんは吊り目を細くしてじっと私のことを見ている。

その表情も声色も冷たくて、思わず凍りついてしまいそうになる。