前にこんな歌を聞きました。


「大人は言いました。


大きな夢を持ちなさい。


でも、少ししてまた言いました。


いい加減現実を見なさい。


だったら最初から夢なんて教えないでよ。


あーあ、もう手遅れだ。


天才だなんて言われるあの子はどこかできっと汗を流していていつも笑顔のあの子はどこかできっと仮面を外している。


否定ばかりされてきと僕でも自分の世界の中ではさ、そう君も、王様だ!


腕を切れば血が流れて目を瞑れば悪魔がやって来る。そんな毎日だったから全員を救う事は言えないけれど、


みんなに一個言いたい。


いつもありがとう。


生きているだけで偉いよ。」


何故か私はこの歌を聞いた時胸がキュッとなりました。


「生きているだけで偉いね。、偉いね、。」


―偉いなんて人生で一度も言われたことがなかった。


テストでいい点数を取ったときでも「もっと頑張りなさい。」「勉強しなさい。」


なんで?


「もっと頑張りなさい」じゃなくて「努力しなさい」じゃなくて


「よく頑張ったね。」


「偉いね」


この言葉が欲しいだけなのに。


どうして私の話を聞いてくれないの?


私を見てくれないの?


私のことも見てよ