「パーシー、チャーリー、彼女から目を離すなよ。四六時中、見張っているんだ。おまえたちが出来ないときは、親衛隊の既婚者に見張らせるんだ。独り身だと、万が一にも彼女に籠絡されてはいかんからな」
「見張る必要などないと思いますがね。ですが、とりあえず了解しました」
「それで、彼女にはなにをしてもらいますか?」
「チャーリー、彼女にはなにもさせなくていい。無能者は無能者らしく、適当にときをすごさせればいい。居住区域内であれば自由にさせていい。ただし、見張りは怠るな」
「了解」

 見張られてはいるけれど、自由にすごしていいらしい。