「どうぞ。お入り下さい」
このタイミングでチャーリーが奥の扉から顔をのぞかせなかったら、どうにかなってしまったかもしれない。
とはいえ、それはそれで緊張がさらに増す。
そう。いよいよ会うのである。
オーディントン国の国王ヴィクター・ホワイトウェイに。謎に包まれ、神秘的な存在とすら噂されている人に。
生贄として、捧げるのである。わたし自身を。
そして、奥の扉から執務室に入った。
緊張や不安で震えながら……。
このタイミングでチャーリーが奥の扉から顔をのぞかせなかったら、どうにかなってしまったかもしれない。
とはいえ、それはそれで緊張がさらに増す。
そう。いよいよ会うのである。
オーディントン国の国王ヴィクター・ホワイトウェイに。謎に包まれ、神秘的な存在とすら噂されている人に。
生贄として、捧げるのである。わたし自身を。
そして、奥の扉から執務室に入った。
緊張や不安で震えながら……。

