「ひとえに加護の力を持つ王妃を離縁し、その真逆の力を持つ悪女を王妃にしたからだ」
彼は、そのように憎々し気に付け足したという。
「はい? それってわたしのことですか?」
指揮官の告げたのは、もしかしてわたしのこと?
「確認するまでもなかろう。きみのことだ」
「ですが、ヴィクター様。わたしにはそのような力はありませ……」
否定しかけてハッとした。
彼は、そのように憎々し気に付け足したという。
「はい? それってわたしのことですか?」
指揮官の告げたのは、もしかしてわたしのこと?
「確認するまでもなかろう。きみのことだ」
「ですが、ヴィクター様。わたしにはそのような力はありませ……」
否定しかけてハッとした。

