『うわああああああっ! 彼女の部屋だ。いままで彼女の部屋の様子を見たかったのに、見る勇気がなかった。やっと見ることが出来た。おいおい、彼女の部屋はほんとうに彼女らしい清潔でのんびりした感じの部屋ではないか。パーシーとチャーリーにきいていた通りの部屋だ。あぁ部屋の中に入り、しばらくの間彼女と話をしたいなぁ。就寝前のちょっとしたお喋りタイムだ。だが、待てよ。彼女はきっと、おれがこんな時間におしかけてきて気味悪がっているだろうし、迷惑がっているに違いない』

 彼の「真実の声」が流れ込んできた。