「きまっているでしょう? その客人の願いをかなえる為よ。ヴィクター、部屋に入ったら? 少し見ない間に、あなたってずいぶんと積極的になったのね。こんな時間にレディの部屋におしかけてくるなんて……。まるで書物に出てくるスケベな王様よ」
「な、な、な、なんだって? ち、違う。違うぞ。おれはただ、ついいましがた勝負の話をきいてどういうことか問い質したくなっただけだ。やましいことはなにもない」
「ふう……ん。そうなの」
キャロルは、ヴィクターの反論などどこ吹く風である。彼女は、わたしの寝台の上で胡坐をかいて笑っている。
「な、な、な、なんだって? ち、違う。違うぞ。おれはただ、ついいましがた勝負の話をきいてどういうことか問い質したくなっただけだ。やましいことはなにもない」
「ふう……ん。そうなの」
キャロルは、ヴィクターの反論などどこ吹く風である。彼女は、わたしの寝台の上で胡坐をかいて笑っている。

