「チャーリー、おまえはろくでなしのバカらしいぞ」
「それはパーシー、おまえも同じだろう? おれたち、一括りにされているのだから」
「そうだったか? まぁいい。おれたちがろくでなしのバカなら、目の前のド派手なレディたちはいったいなんだと思う、チャーリー?」
「パーシー、いちいちおれにきくなよ。きまっているだろう? バカのろくでなしだ」
「いやいや。それだけじゃないだろう? 汚くてはしたない。違うか?」
「パーシー、それもそうだ」

 パーシーとチャーリーは、ケラケラと笑った。