「いまから行く町は、この辺りでは一番大きな町です。カフェもありますから、そこでスイーツでも食いましょう」

 パーシーが提案してくれた。

「うれしいです。ですが、わたしに付き合ってくれて大丈夫なのですか?」

 心配せずにはいられない。

 パーシーとチャーリーは、本来の仕事が滞っているに違いない。