「はい。すっかり眠ってしまっていました。食事は、運んでいただかなくてもわたしが食べに行きます」
「じつは、もうお持ちしているのです」

 つぎは、笑いを含んだチャーリーの声がきこえてきた。

「では、少しだけ待っていただけますか?」
「もちろん。ごゆっくり」

 それから、笑いを含んだパーシーの声。

 二人は、わたしがまだ起きたばかりであることを知っているのだ。

 急いで着替え、顔を洗って体裁を整えた。