ステラの中で不安がむくむく膨らんでまた目に涙が溜まってくる。零れないようにキュっと唇を噛みしめる。 「私にお勤めが果たせるほど魅力がないということでしょうか……」 「ち、ちち、違うよ?!そうじゃなくてさ!」 ジオはいちいちステラが唇を噛む様子も胸にキて、忙しかった。手を振り回してまた弁明に走る。女の子って難しい! 「ステラはすっごい可愛いよ!でも、その……国同士で色々あったんだけど」