「久しぶりに、デビュー曲の『tomorrow』を歌おうかと思う。」
会場中が騒つき、歓喜の声が聞こえる。
「アルバムにも入って無いよね。
俺は今回始めて聞いたのよ。マジで良い曲だね。皆さん聴いた事ありますか?」
MC役のバンドマンが客に聞く。
沢山の拍手が届く。
「最近、首都高速で大きな事故があったんだけど、救急医療の最先端で働く知り合いが、その事故で亡くなった方達の最後を…。」
ポツリと蓮が話し始めた話しは紛れもなく心菜の事で、心菜本人は驚き、瞬きをする事も忘れてしまいそうなほどだった。
私…そんなに細かく話して無かったのに…
と、心菜がびっくりするほど詳しく、その子の名とご家族の話しまで語り出す蓮を、信じられない思いで見つめていた。
「今夜はその事故で亡くなったご遺族と、命を助ける為日々尽力する、尊敬にも値する医療従事者の方達の為に、この歌を送りたいと思います。」
優しいギターの音色で始まった『tomorrow』は切ない音色と蓮の語るような弾き語りで、会場にいる全ての人々の心に突き刺さる。
涙ぐみ鼻を啜る音があちらこちらで聞こえて来る。心菜は既にヒックヒックと嗚咽を漏らすほどだった…
その後、蓮は『tomorrow』のアンサーソングとして作ったと言う新曲『それでも朝がやってくる。』をピアノで弾き語りする。
会場中が騒つき、歓喜の声が聞こえる。
「アルバムにも入って無いよね。
俺は今回始めて聞いたのよ。マジで良い曲だね。皆さん聴いた事ありますか?」
MC役のバンドマンが客に聞く。
沢山の拍手が届く。
「最近、首都高速で大きな事故があったんだけど、救急医療の最先端で働く知り合いが、その事故で亡くなった方達の最後を…。」
ポツリと蓮が話し始めた話しは紛れもなく心菜の事で、心菜本人は驚き、瞬きをする事も忘れてしまいそうなほどだった。
私…そんなに細かく話して無かったのに…
と、心菜がびっくりするほど詳しく、その子の名とご家族の話しまで語り出す蓮を、信じられない思いで見つめていた。
「今夜はその事故で亡くなったご遺族と、命を助ける為日々尽力する、尊敬にも値する医療従事者の方達の為に、この歌を送りたいと思います。」
優しいギターの音色で始まった『tomorrow』は切ない音色と蓮の語るような弾き語りで、会場にいる全ての人々の心に突き刺さる。
涙ぐみ鼻を啜る音があちらこちらで聞こえて来る。心菜は既にヒックヒックと嗚咽を漏らすほどだった…
その後、蓮は『tomorrow』のアンサーソングとして作ったと言う新曲『それでも朝がやってくる。』をピアノで弾き語りする。



