朝、眩しい世界で目が覚める。 いつの間にかあのまま抱き合いながら寝てしまったらしい。 心菜もちゃんと俺の腕の中スヤスヤと寝息を立てて眠っていて、その横顔を見てホッとする。 あっ、何か書けそうだ。 新しいメロディが頭をよぎる。 たまに瞬間、メロディが降って来る事がある。パッと飛び起き、寝起きのボサボサの頭のまま机に向かう。 タイトルは…そうだな… 『それでも朝がやって来る』…にするか。