あなたと出会えて…

「ふふ、ありがとう…!」


そうして紗英は自分の席に戻っていった






(あーー。まだ、保健室にいれば良かったかな〜…)


今は2限目が始まるまでの休み時間


私は机に突っ伏している


一人になるとどうしても考えてしまう…



翼がしてきてくれたことを考えると胸が苦しい…


私に向けられていた本当の笑顔が他の誰かに向けられていたらと思うと


とても胸が痛かった。


(これが、全部嘘だったら…よかったのにな…)