「あっ!ほんとだ!予鈴なっちゃったよ~!早く戻ろ!」
「おい!走ると転ぶぞ」
「そんな子供じゃありません!」
そんなやり取りをしながら、私たちは廊下を全速力で走った
「あっ、」
「?どうしたの?何かあった?」
急に立ち止まった翼。
「俺も言い忘れてた」
「なにを?」
いつも思うけど、翼は主語がないよね…
まぁ、そういうとこもいいのかもしれないけど…
一人悶々と考えていると、翼がまた急に歩きだした
「…俺も、、、お前のこと好きだから」
その言葉だけ残して、一人スタスタと歩いていってしまった
(あ、改めて言われると恥ずかしい、、かも)
でも、それと同時にものすごく幸せに感じた自分がいた瞬間だったのだ



