* 毎日のように屋敷を抜け出し、街の巡回をしていても状況は何も変わらなかった。街の治安もいまいち良くならず、騎士団は相変わらず忙しい様子。 一体どうしたら……。 考えあぐねいていると、サラが声を掛けてきた。 「リリアーヌ様、騎士団の鍛練場(たんれんじょう)に行って見るにはどうでしょう?どのような鍛え方をしているのか気になります」 「そうね。辺境伯の傭兵達との違いも見てみたいわね」