辺境の貧乏令嬢ですが、次期国王の王妃候補に選ばれてしまいました

「家族と、クアトリーの……領地のみんなのためです。王妃になれば、辺境の地に支援をいただけるかと……あっ、そうだ。せっかくだから聞いていただけますか?」

 自分の言葉を伝えたい人は、ちょうど目の前にいる。

 ならばここで話せば目的が解決すると、リティは思った。