その瞬間、城の大広間にいたはずのリティは自分がいつの間にか緑が萌える森の中にいることに気づいた。
(えっ、どういうこと? だってさっきまで広間にいたはず……)
自分以外の候補者たちはもちろん、ランベールの姿さえ見えない。
しかし、なぜか戸惑い驚く声が聞こえてくる。
「お望みとあらば、ありとあらゆる素晴らしい景色を殿下にお見せできますわ」
ぱちんと指を鳴らす音がし、むせかえるような緑の景色が消え去った。
「なるほど、光を操ることで見えるものを別の景色と錯覚させるのか」
ランベールの感心した言葉から、リティも自分の身になにが起きたのかを悟る。
(えっ、どういうこと? だってさっきまで広間にいたはず……)
自分以外の候補者たちはもちろん、ランベールの姿さえ見えない。
しかし、なぜか戸惑い驚く声が聞こえてくる。
「お望みとあらば、ありとあらゆる素晴らしい景色を殿下にお見せできますわ」
ぱちんと指を鳴らす音がし、むせかえるような緑の景色が消え去った。
「なるほど、光を操ることで見えるものを別の景色と錯覚させるのか」
ランベールの感心した言葉から、リティも自分の身になにが起きたのかを悟る。

