しかしリティは、ほかの令嬢たちのように王子の端正な顔や揺らめく炎に似た瞳ではなく、彼の肩を飾る黒いもふもふに気を取られていた。
(あれ、とっても気持ちよさそう。触ってみたい……)
戦鳥のヒューイの触り心地を思い出してうずうずしていると、不意にランベールがリティのほうを向いた。
赤と呼ぶには複雑すぎる色合いの瞳が、間違いなくリティを捉える。
(じろじろ見すぎた?)
驚いたリティは咄嗟に目を逸らしてしまった。
気まずくなってうつむいていると、ほかの令嬢に強く押され、そのまま後ろへと流される。
(あれ、とっても気持ちよさそう。触ってみたい……)
戦鳥のヒューイの触り心地を思い出してうずうずしていると、不意にランベールがリティのほうを向いた。
赤と呼ぶには複雑すぎる色合いの瞳が、間違いなくリティを捉える。
(じろじろ見すぎた?)
驚いたリティは咄嗟に目を逸らしてしまった。
気まずくなってうつむいていると、ほかの令嬢に強く押され、そのまま後ろへと流される。

