「ゴーレムも土の力が必要なんて言われるけれど、そんなことはないの。砂の中には雷に反応して、強力に引きつけ合う鉄の粒が交ざっている。わたくしはそれを繋ぎ留めて、形にするだけ」
「呑気に話す余裕があるなんて、愚かな子。自分の勝利に酔っているというところかしら?」
苛立ちを隠しきれていないデルフィーヌの声が響き、突然ブランシュの身体がぴんと後ろにのけぞる。
デルフィーヌがブランシュを後ろから羽交い絞めにして拘束したからだった。
たった今の今までそこにいなかったデルフィーヌに、ブランシュが驚く。
しかしすぐにその理由を察した。
「呑気に話す余裕があるなんて、愚かな子。自分の勝利に酔っているというところかしら?」
苛立ちを隠しきれていないデルフィーヌの声が響き、突然ブランシュの身体がぴんと後ろにのけぞる。
デルフィーヌがブランシュを後ろから羽交い絞めにして拘束したからだった。
たった今の今までそこにいなかったデルフィーヌに、ブランシュが驚く。
しかしすぐにその理由を察した。

