しゅんとするリティだったが、ランベールは微笑している。
「君を危険な目に遭わせなくて済みそうだ」
「ふたりを危険に追いやって、自分だけ安全な場所で見ているわけにはいきません」
家族を愛していても、守られるばかりでいるのは嫌だった。
ここでも同じ思いをしたくはなくて、リティは必死に考えを巡らせる。
(なにか、私でも役に立てそうなこと……。花を咲かせる……植物……。あ、そうだ)
「ランベール様。候補者にどうにかしてリコバの種を持たせられませんか?」
「リコバの? なぜ?」
「……ああ、なるほど。そういうことね」
まだ説明していないのに、もうデルフィーヌが納得している。
「君を危険な目に遭わせなくて済みそうだ」
「ふたりを危険に追いやって、自分だけ安全な場所で見ているわけにはいきません」
家族を愛していても、守られるばかりでいるのは嫌だった。
ここでも同じ思いをしたくはなくて、リティは必死に考えを巡らせる。
(なにか、私でも役に立てそうなこと……。花を咲かせる……植物……。あ、そうだ)
「ランベール様。候補者にどうにかしてリコバの種を持たせられませんか?」
「リコバの? なぜ?」
「……ああ、なるほど。そういうことね」
まだ説明していないのに、もうデルフィーヌが納得している。

