「あなたもずっと独りで戦っていたのね」
「やめて。わたくしはただ……」
「役立たずの気持ち、私にもわかるの。うちは私だけぱっとしない能力だから……」
それを聞いたデルフィーヌがきゅっと唇を引き結ぶ。
「でもあなたは、家族に惜しまれてここへ来たのでしょう? わたくしは望まれて来たのよ」
「……そうね」
愛されたかったデルフィーヌは、愛されていたリティを羨んだ。
ゆえに彼女は、リティを嫌いだと言ったのだ。
「わたくしと違うあなたが嫌いよ。大嫌い。……でも、いつもわたくしを気遣ってくれるわね。試験のときも間違いを教えてくれた」
デルフィーヌの頬がじわりと赤く染まる。
「やめて。わたくしはただ……」
「役立たずの気持ち、私にもわかるの。うちは私だけぱっとしない能力だから……」
それを聞いたデルフィーヌがきゅっと唇を引き結ぶ。
「でもあなたは、家族に惜しまれてここへ来たのでしょう? わたくしは望まれて来たのよ」
「……そうね」
愛されたかったデルフィーヌは、愛されていたリティを羨んだ。
ゆえに彼女は、リティを嫌いだと言ったのだ。
「わたくしと違うあなたが嫌いよ。大嫌い。……でも、いつもわたくしを気遣ってくれるわね。試験のときも間違いを教えてくれた」
デルフィーヌの頬がじわりと赤く染まる。

