リティと同じ班だったアメリアが厳しい表情で言う。
「怪しいのは誰?」
「私は違うわよ!」
お茶を淹れた少女が真っ青な顔で反論する。
「あのお茶は私が実家から持ってきたものよ! 今朝だって飲んだんだから!」
「美食家のサッチェが料理に毒を入れるとは思えない。きっとほかの人だわ」
「そう思わせるのが狙いかもしれないわよ。美食家にも悪食がいるんでしょ。人の負の感情を味わうのが好きっていう犯罪者の話を聞いたことがあるわ」
揉め始めた少女たちを前に、リティはうろたえてしまった。
(たしかに犯人がいるとしたらここにいる。でも、こんな形で決めつけていいの?)
「怪しいのは誰?」
「私は違うわよ!」
お茶を淹れた少女が真っ青な顔で反論する。
「あのお茶は私が実家から持ってきたものよ! 今朝だって飲んだんだから!」
「美食家のサッチェが料理に毒を入れるとは思えない。きっとほかの人だわ」
「そう思わせるのが狙いかもしれないわよ。美食家にも悪食がいるんでしょ。人の負の感情を味わうのが好きっていう犯罪者の話を聞いたことがあるわ」
揉め始めた少女たちを前に、リティはうろたえてしまった。
(たしかに犯人がいるとしたらここにいる。でも、こんな形で決めつけていいの?)

