「騙されているかもしれませんよ。現に殿下は彼女にご執心ですからね」
「ジョスラン」
普段と違う雰囲気で名前を呼ばれ、ジョスランが訝しげに眉根を寄せる。
「お前より、俺のほうが彼女に詳しい」
「……だから無罪放免にしろって言うんですか?」
「違う」
ランベールが再び自身の胸もとを掴んだ。
「この気持ちを汚さないでくれ」
「……彼女が純粋に殿下を慕うお嬢さんであることを願いますよ」
ランベールは常日頃から、たとえ敵に対しても公平でなければならないと自分に言い聞かせている。
「ジョスラン」
普段と違う雰囲気で名前を呼ばれ、ジョスランが訝しげに眉根を寄せる。
「お前より、俺のほうが彼女に詳しい」
「……だから無罪放免にしろって言うんですか?」
「違う」
ランベールが再び自身の胸もとを掴んだ。
「この気持ちを汚さないでくれ」
「……彼女が純粋に殿下を慕うお嬢さんであることを願いますよ」
ランベールは常日頃から、たとえ敵に対しても公平でなければならないと自分に言い聞かせている。

