不安げに言ったリティに、ロベールが優しく話しかける。
「無理に頑張らなくてもいいんだよ。ただ、リティが殿下に声を届けられるようになれば、クアトリーももう少し過ごしやすい土地になるかもしれない」
「どうして?」
「辺境出身の君が殿下の妃になれば、中央の人々の目もこちらに届きやすくなる。特にここは海から定期的によそ者が現れる危険な地だというのに、防衛費の援助すらないだろう。それは嫌がらせじゃなく、単純に中央から離れた地域の実態を知らないからだ。……マルセルたちがいるから支援の必要はないと思われている可能性まである」
「無理に頑張らなくてもいいんだよ。ただ、リティが殿下に声を届けられるようになれば、クアトリーももう少し過ごしやすい土地になるかもしれない」
「どうして?」
「辺境出身の君が殿下の妃になれば、中央の人々の目もこちらに届きやすくなる。特にここは海から定期的によそ者が現れる危険な地だというのに、防衛費の援助すらないだろう。それは嫌がらせじゃなく、単純に中央から離れた地域の実態を知らないからだ。……マルセルたちがいるから支援の必要はないと思われている可能性まである」

