「たまたまゴーレムに襲われたエリーズを見つけて、危ないところを殿下に助け出されるなんて、幸運なんて言葉じゃ言い表せないほど運がいいのね」
それが誰に対してのつぶやきなのか、リティにはすぐわかった。
「私も一生に一度の奇跡を使い果たしたと思うわ」
襲い掛かるゴーレムを思い出したリティの身体がふるりと震える。
(あれが走馬灯なのね。まるで時間が止まったかのようだった)
「やっぱり、私たち候補者を狙った誰かの仕業なのかなぁ」
ニナのなにげないつぶやきが、リティを重い気持ちにさせる。
「その可能性はあるわよね。だってゴーレムは人の力でなければ作り出せないものなんだから」
それが誰に対してのつぶやきなのか、リティにはすぐわかった。
「私も一生に一度の奇跡を使い果たしたと思うわ」
襲い掛かるゴーレムを思い出したリティの身体がふるりと震える。
(あれが走馬灯なのね。まるで時間が止まったかのようだった)
「やっぱり、私たち候補者を狙った誰かの仕業なのかなぁ」
ニナのなにげないつぶやきが、リティを重い気持ちにさせる。
「その可能性はあるわよね。だってゴーレムは人の力でなければ作り出せないものなんだから」

