デルフィーヌが驚いて目を丸くするも、すぐにそんな自分を恥じたのか、リティから顔を逸らした。
「べ……別にあなたに褒められてもうれしくないわ」
つんとした態度で言われ、リティはまた意外に感じた。
「もしかして照れて――」
言いかけたそのときだった。
話を聞いていたニナが弾かれたように立ち上がり、廊下を覗きこむ。
「どうかしたの?」
「悲鳴が聞こえたの」
ニナがひどく切羽詰まった口調で言う。
その瞳はランベールほどではないものの、燃えるような赤に染まっていた。
「なに? 悲鳴って……」
「べ……別にあなたに褒められてもうれしくないわ」
つんとした態度で言われ、リティはまた意外に感じた。
「もしかして照れて――」
言いかけたそのときだった。
話を聞いていたニナが弾かれたように立ち上がり、廊下を覗きこむ。
「どうかしたの?」
「悲鳴が聞こえたの」
ニナがひどく切羽詰まった口調で言う。
その瞳はランベールほどではないものの、燃えるような赤に染まっていた。
「なに? 悲鳴って……」

