誰とも顔を合わせないよう選んだ場所は、深夜の鳥舎だ。
ほかの令嬢ならばともかく、リティは鳥丁たちと仲良くなったためにいつでも出入りを許されている。
鳥舎の中は城と同じく妖精の力が宿っているようで、動き回るのに不自由しない程度の明かりがともっていた。
戦鳥たちは暗闇の中で目を光らせているが、一様に不安げだ。
(きっと妃候補を辞退すべきなんだわ。私の最初の目的はちゃんと果たせているんだから)
ロベールもリティに無理をする必要はないと言っていた。
もしもリティにとって今が無理をしているときなら、ここが潮時になる。
しかし、なぜかリティは辞退するという一歩を踏み出せない。
ほかの令嬢ならばともかく、リティは鳥丁たちと仲良くなったためにいつでも出入りを許されている。
鳥舎の中は城と同じく妖精の力が宿っているようで、動き回るのに不自由しない程度の明かりがともっていた。
戦鳥たちは暗闇の中で目を光らせているが、一様に不安げだ。
(きっと妃候補を辞退すべきなんだわ。私の最初の目的はちゃんと果たせているんだから)
ロベールもリティに無理をする必要はないと言っていた。
もしもリティにとって今が無理をしているときなら、ここが潮時になる。
しかし、なぜかリティは辞退するという一歩を踏み出せない。

