「私、野郎じゃないよ。あと、なんで頬っぺたつねるの!」
「俺が、男の頬なんかつねるわけねぇだろ。あとお前だけだし、つねるの。」
「なんか会話が噛み合ってないよ?」
どう考えてもおかしくない?この会話。
そしてなぜ凌くんは私だけ宣言してるの?
「知らん、てかお前頬柔らかすぎるだろ…」
「それってつまり太ってると言いたいのか!?凌くんよ!」
私の頬っぺたから手を離さずさっきからずっと頬っぺたを触ってくる凌くんにそう抗議する。
「ちげぇよ。お前、高い化粧水使ってんのか?」
「いや、普通に薬局で買ったやつだよ!」
「信じられねぇ。薬局の化粧水でこんな肌ツヤ良くなるのか?」
「凌くん、なんか詳しいね。私より女子力あるよ…?」
興味深そうな視線を見て、なんとなく疑問が湧いて質問する。
「あぁ。母さんが肌には気を使えって化粧水とか渡してきて、最近はちょっと肌ケアにハマっててな…。
あと女子力高くてもなんも嬉しくねぇから。」
「いや〜さすが凌くんママですな、じゃあおすすめの化粧品とかある?」
「あぁ、それならーー」
私も化粧品とかには興味あるし、凌くんとこういう話できるのはなんか新鮮だな…
