ローザはクレールのことを貶しながら、リュカに色仕掛けをする。
婚約者がいることを問われると「自分の本当の運命の相手はリュカだった」と婚約破棄も厭わないことを告げるローザ。
クレールはまたローザに奪われるのかと目の前が真っ暗になる。
しかしリュカは、ローザに対して強い不快感を示す。
ローザたちの言動から、リュカはクレールの今までの境遇を悟っていた。
ローザたちの腐った性根に「反吐が出る」と吐き捨てたリュカは、
ローザの誘いをバッサリと切り捨てると、クレールをそのまま屋敷へと連れていく。
ローザは悔しさに歯噛みする。
立派な屋敷に到着すると、使用人たちが出迎える。
「今日からここが君の家だ」リュカはクレールにそう告げるのだった。