クールな君の甘さを知れば【※表紙絵変更しました】


穂乃果ちゃんの声に全く気づかなかったなんて…不覚だ。



さっきまでなるちゃんのこと話してたからなのかな…?



ずっと頭の中になるちゃんがいて、気づけば考えてる。



今日という日の締めくくりに、なるちゃんの声が聞きたいなって。



顔を見て、話したいなって…思う。



「海琴ちゃん。私が、海琴ちゃんが考えてること当ててあげよっか」



「へっ…?な……」



「何を言い出すの穂乃果ちゃん」って、言おうとしたら。



「九条先輩と2人きりになりたいな〜って、思ってるでしょ?」



「っ!!?」



「やっぱり図星だ〜。海琴ちゃん可愛いなぁ…ふふ」



い…いやいやいやいや!



「勝手に私の心読まないでよ穂乃果ちゃんっ…!」



「だって海琴ちゃん、わかりやすいんだもん。そりゃ読めちゃうよ?」



「〜〜っ!!」



むり、恥ずかしすぎる…!!!



友達にそんなことまで言い当てられちゃうなんて、これは相当キてる。



って、わかりやすいの私…?



「そ…そんなに顔に出てる?みんなにわかっちゃうくらい…?」



もしそうだとしたら、もうちょっと引き締めないと。