クールな君の甘さを知れば【※表紙絵変更しました】


そこからなるちゃんはコーヒー牛乳、長谷川くんはフルーツ牛乳を買って一気に喉に流し込んだ。



「…え、もう飲んだの?早くない?」



そんな一瞬でなくなるものだっけ?



私なんてまだ数口残ってるのに。



「古賀が遅いだけじゃね?」



「えー?」



普通だと思うんだけど…。



でも、たしかに穂乃果ちゃんはもう既に飲み終わってる。



「海琴は飲むのも食べんのもゆっくりなんだよな。ま、本人は気づいてねぇみてーだけど」



にっと笑うなるちゃんは、ちょっと得意げ。



もう、2人してなんなのさ。



「なるちゃんと長谷川くんはもうちょっと味わってもいいと思う」



「ふふっ、海琴ちゃんは海琴ちゃんのペースでいいんだよ?」



…だってよ?やっぱり穂乃果ちゃんは天使だね。



「うん、私は私の食べ方を貫く…って、これなんの話?」



あまりにも中身が無さすぎるよこの会話。



「そろそろ食べ行くか」



「ですね」



ということで、夕食を食べに食事処へ向かうことになった。







「はぁ〜美味しかったなぁ…」



「古賀って意外となんでも食べるのな」



「む、それどういう意味?」



「好き嫌い多いと思ってた」



「あ、ちょっとわかるかもそのイメージ」



「ちょっと、聞き捨てならないよ?」