そこからなるちゃんはコーヒー牛乳、長谷川くんはフルーツ牛乳を買って一気に喉に流し込んだ。
「…え、もう飲んだの?早くない?」
そんな一瞬でなくなるものだっけ?
私なんてまだ数口残ってるのに。
「古賀が遅いだけじゃね?」
「えー?」
普通だと思うんだけど…。
でも、たしかに穂乃果ちゃんはもう既に飲み終わってる。
「海琴は飲むのも食べんのもゆっくりなんだよな。ま、本人は気づいてねぇみてーだけど」
にっと笑うなるちゃんは、ちょっと得意げ。
もう、2人してなんなのさ。
「なるちゃんと長谷川くんはもうちょっと味わってもいいと思う」
「ふふっ、海琴ちゃんは海琴ちゃんのペースでいいんだよ?」
…だってよ?やっぱり穂乃果ちゃんは天使だね。
「うん、私は私の食べ方を貫く…って、これなんの話?」
あまりにも中身が無さすぎるよこの会話。
「そろそろ食べ行くか」
「ですね」
ということで、夕食を食べに食事処へ向かうことになった。
*
「はぁ〜美味しかったなぁ…」
「古賀って意外となんでも食べるのな」
「む、それどういう意味?」
「好き嫌い多いと思ってた」
「あ、ちょっとわかるかもそのイメージ」
「ちょっと、聞き捨てならないよ?」



