「みんな…今日集まってもらったのには理由がある。」
暗い部屋で私は直樹、音夢、雄心、亜嵐に言った。
「ズバリ、私はっ!女の子の友達が欲しいッッッ‼‼‼」
私は叫んだ。
3秒ほどの沈黙後、
直「はい、解散ー」
雄「コンビニ行こっかな―」
亜「腹減ったな~」
音「僕、眠い…」
え、え、え、
「…無視っすか?」
私は低ーーい声でそう呟いた。
「はぁ、もういいや、寝よ…。」
私は不貞腐れてそう言った。
すると急に焦り始めた直樹たち
亜「そ、そんな無理して友達なんて作らないでいいっしょ‼な、直樹‼」
直「(おれにふるなッッ‼!)そ、そうだな!すみれには俺達がいるしな‼」
ㇱーーーーーーーーーーーーーーン…。
「直樹たちは、女の子じゃない…。」
私がそう言うと直樹は「ゴメンナサイ…」と言って、一日中抜け殻のようになっていた