「きみを愛することはないし、きみから愛されようとは思わない」と宣言した旦那様と宣言された私の結末~それでしたら旦那様、あなたはあなたが真に愛する人とお幸せに~

「アイ、愛している。一生、おれの側にいてくれ」

 カーテンの隙間から、いまはもう朝の光が射しこんでいる。

 その淡い光の中、フェリクスのごつい顔が真っ赤になっているのがはっきりわかる。

(すごく可愛い)

 心から思った。一瞬にして癒された。