「アイッ、待ってくれ」
野太い声がうしろから追ってくる。
さらに速度を上げる。
「アイッ」
そのとき、まるで子ども向けのお話に出てくるように眼前に白馬が現れた。その背に騎士をいただいて。
そう。なにかに追い詰められたいまのわたしには、まさしくそれが騎士に見えた。
野太い声がうしろから追ってくる。
さらに速度を上げる。
「アイッ」
そのとき、まるで子ども向けのお話に出てくるように眼前に白馬が現れた。その背に騎士をいただいて。
そう。なにかに追い詰められたいまのわたしには、まさしくそれが騎士に見えた。

