あの後のギルドの様子も、先日、公爵家を訪れたトリッドが教えてくれた。
彼はアリーシャの命を受けて、スラムや町の様子などを事細やかに報告しているらしい。アリーシャが町に出るときは、護衛も務めているようだ。
ギルドを半壊させ、町中で攻撃魔法を放ったサージェは、やはりギルド員を解雇され、国籍も取り上げられてしまったらしい。
このまま貴族に使い潰される未来もあり得たのだから、まだ運が良かったのだ。
どれだけ実績を積んでも、もう国籍を取得することはできないが、この国では珍しい魔導師なのだ。真摯に仕事に取り組めば、まともな生活は送れるだろう。
「だがあいつのような、プライドが高くて自分が特別だと思っている人間には、難しいだろう。身を持ち崩す可能性が高い。住む世界が違うから会うことはないだろうと思うが、逆恨みには気を付けた方がいい」
トリッドにそう忠告され、彼の言う通りだと頷いた。
会うことはないと思いたいが、魔導師ということに目を付け、利用しようと近付く貴族もいるかもしれない。
「来月、王城で夜会が開かれるの。そこで、あなたのお披露目をしようと思っているわ」
彼はアリーシャの命を受けて、スラムや町の様子などを事細やかに報告しているらしい。アリーシャが町に出るときは、護衛も務めているようだ。
ギルドを半壊させ、町中で攻撃魔法を放ったサージェは、やはりギルド員を解雇され、国籍も取り上げられてしまったらしい。
このまま貴族に使い潰される未来もあり得たのだから、まだ運が良かったのだ。
どれだけ実績を積んでも、もう国籍を取得することはできないが、この国では珍しい魔導師なのだ。真摯に仕事に取り組めば、まともな生活は送れるだろう。
「だがあいつのような、プライドが高くて自分が特別だと思っている人間には、難しいだろう。身を持ち崩す可能性が高い。住む世界が違うから会うことはないだろうと思うが、逆恨みには気を付けた方がいい」
トリッドにそう忠告され、彼の言う通りだと頷いた。
会うことはないと思いたいが、魔導師ということに目を付け、利用しようと近付く貴族もいるかもしれない。
「来月、王城で夜会が開かれるの。そこで、あなたのお披露目をしようと思っているわ」


