クロエたちを手に入れるために、教会の子どもたちが苦しんでいるのに放っておくような人ならば、信用できなかった。
すべてを打ち明けて謝罪してくれたアリーシャを、信じてみようと思う。
それから、これからのことを話し合った。
クロエはこのマードレット公爵家の養女になる。もちろん、当主であるアリーシャの両親も承知してくれているようだ。
「ふたりには、この屋敷で暮らしてもらうことになると思うの。部屋はたくさん空いているし、不自由はさせないつもりよ」
貴族の養女となれば、まだ結婚していない以上、エーリヒと同じ部屋では暮らせない。
それでも婚約者ということで、隣の部屋にしてくれたようだ。
アリーシャはさっそく侍女を呼んで、それぞれの部屋に案内してくれた。
(広い部屋ね……)
侯爵令嬢だったクロエの部屋と比べても、かなりの広さの部屋である。
今までエーリヒと一緒に小さな家で暮らしてきたから、少し寂しい気持ちもあるが、正式に結婚するまでの辛抱だ。
(もう夫婦のように一緒に暮らしてきたんだから、婚約者じゃなくても良い気がしたけれど……)
すべてを打ち明けて謝罪してくれたアリーシャを、信じてみようと思う。
それから、これからのことを話し合った。
クロエはこのマードレット公爵家の養女になる。もちろん、当主であるアリーシャの両親も承知してくれているようだ。
「ふたりには、この屋敷で暮らしてもらうことになると思うの。部屋はたくさん空いているし、不自由はさせないつもりよ」
貴族の養女となれば、まだ結婚していない以上、エーリヒと同じ部屋では暮らせない。
それでも婚約者ということで、隣の部屋にしてくれたようだ。
アリーシャはさっそく侍女を呼んで、それぞれの部屋に案内してくれた。
(広い部屋ね……)
侯爵令嬢だったクロエの部屋と比べても、かなりの広さの部屋である。
今までエーリヒと一緒に小さな家で暮らしてきたから、少し寂しい気持ちもあるが、正式に結婚するまでの辛抱だ。
(もう夫婦のように一緒に暮らしてきたんだから、婚約者じゃなくても良い気がしたけれど……)


